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外付けハードディスクのフォーマット形式

アイコーデータ製の外付けハードディスク

HDCN-UA1.0A

容量1TB(テラバイト)のUSB接続方式の外付けハードディスクです。

データをコピーできないと、持ち込まれました。

お聞きすると、いくつかのファイルだけがエラーでコピーできず

他のファイルは問題ないとか

「コピーできないのはビデオ(動画ファイル)なのでは?」

と、お聞きすると

「そうやわ!」

と、お客様

もうちょっとお聞きすると、

お子様のスポーツ少年団の野球の試合のビデオを

ハードディスクにコピーしようとして、うまく行かなかったとか。

 

これは、故障ではなく、ハードディスクがFAT32(ファット)形式でフォーマとされているために

保存できるファイル1個の上限が4GBまでに制限されているため

でした。

パソコンの内蔵ハードディスクは、WindowsXP以降、

NTFS(エヌティエフエス)フォーマットになってきたので、

その上限は当てはまらないのですが

外付けハードディスクは少し前まで、FATでフォーマットされていたのです。

1つのファイルが4GBを超えると言うと、DVDも含めて動画ファイルくらいしかないので

不都合を感じる方も少なかったと思いますが・・・

NTFSとFATの違いを詳しく紹介しているサイトを見つけました。

PC Online のトラブル解決データベースのFATとNTFSはどちらがいい?

 

今回の件は、急いでいるとのことでしたので

パソコンに接続し、コマンドプロンプトで

[convert g: /fs:ntfs]

※今回つないだPCから見えるHDCN-UA1.0Aのドライブが「G」なので…

と打ち、FATからNTFSにフォーマット変換を行いました。

最近の外付けハードディスクは、3TBなど、大容量のタイプが出てきているので

フォーマット形式も変わってきているようです。

また、LANケーブルでる投げるNAS(ネットワーク対応ドライブ)は

特殊フォーマットになっているものが多いようです。